「事業拡大で少し広めのオフィスが必要になった」「移転コストは抑えたいけどデザイン性は妥協したくない」――そんなお悩みを抱える20名~30名規模の企業におすすめなのが、内装付きオフィス(居抜きオフィス・セットアップオフィス)です。
本記事では、その魅力や選び方、おすすめのエリア・物件をご紹介します。
【目次】
- 内装付きオフィスとは?
- 20名~30名規模におすすめな理由
- 居抜きオフィスとセットアップオフィスの違い
- エリア別・おすすめ物件例
- 物件選びのチェックポイント
- 内装付きオフィスのメリット・デメリット
- まとめ
1. 内装付きオフィスとは?
内装付きオフィスとは、執務スペースや会議室、受付などの内装がすでに整っているオフィス物件のこと。初期費用や工事期間を抑えられ、すぐに業務をスタートできる点が魅力です。
タイプは主に2つ:
- 居抜きオフィス:前テナントの内装をそのまま引き継げる
- セットアップオフィス:貸主があらかじめ内装を整えて貸し出す
2. なぜ20名~30名規模の企業に最適?
20〜30名規模は「本格的なオフィス」が必要になる一方で、予算や移転工期が限られることが多いフェーズ。
内装付きオフィスであれば、
- 工事不要で即入居可能
- デザイン性の高い空間を手軽に確保
- 会議室や什器付きの物件も多く、初期費用を大幅に削減可能
といったメリットがあります。
3. 居抜きオフィスとセットアップオフィスの違い
項目 | 居抜きオフィス | セットアップオフィス |
---|---|---|
内装 | 前テナントの仕様を引き継ぐ | 貸主が新たに設計・施工 |
コスト | 安いが、相応の調整が必要 | 初期費用込みで効率的 |
デザイン性 | 物件による差が大きい | トレンド感のある仕様が多い |
対象エリア | 中心部から郊外まで幅広い | 中心部が多い |
4. エリア別・おすすめ物件例
■ 渋谷区・恵比寿
デザイン性を重視する企業に人気。セットアップオフィスが豊富。
例:渋谷駅徒歩7分/25名想定/会議室2室/フリーアドレス対応/セットアップ済
■ 港区(六本木・赤坂)
スタートアップや外資系企業が多く、洗練された居抜き物件が豊富。
例:六本木一丁目駅直結/30名規模/什器付き/デザイン重視の内装
■ 中央区・日本橋
交通利便性を重視する企業におすすめ。コストパフォーマンス良好。
例:日本橋駅徒歩3分/20〜25名規模/会議室2室/居抜き内装
5. 内装付きオフィスの選び方ポイント
- 収容人数と席数のバランス
⇒ 30席以上あるか、フリーアドレスに対応しているか - 会議室の数・サイズ
⇒ 社外打ち合わせの頻度に合わせてチェック - 什器・備品の有無
⇒ デスク、チェア、ホワイトボード、モニターなど - 原状回復条件の確認
⇒ 居抜きは特に要確認!トラブル防止に重要
6. メリットとデメリット
メリット
- 初期費用が抑えられる
- すぐに業務を開始できる
- おしゃれなオフィスで採用にも有利
- 移転にかかる時間と手間を削減
デメリット
- 内装の自由度は低い
- 希望条件に合う物件がすぐには見つからない場合も
- 原状回復費用の確認が必要
7. まとめ
20名~30名規模の企業が次のステージに進む際には、スピード・コスト・デザインのバランスを重視した内装付きオフィスがおすすめです。
特に都内では、居抜きやセットアップオフィスが続々と登場しており、理想的な空間に出会える可能性も高まっています。
最新物件情報や個別の相談は、内装付きオフィス専門の仲介会社に依頼するのがスムーズです。